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メンタルヘルスとは、精神面の健康のことを言います。では、なぜ企業においてメンタルヘルス対策が重要か。
厚生労働省によれば、現在、15人に1人がうつ病にかかっているとの統計結果が出ております。すなわち、社員が15人いる会社であればそのうち1人はうつ病にかかっているということになります。
このように、従業員がうつ病になってしまった場合、会社の経営を揺るがしかねない問題が発生します。 そのため、人を雇っている企業では、メンタルヘルス対策を十分にし、従業員がメンタルヘルス不調をきたさないように対策をし、万が一、従業員がメンタルヘルス不調をきたした場合には、適切に対応ができる体制を構築しておかなければなりません。
真面目で責任感が強すぎ、負けず嫌いであるが、感情を表さないで対人関係において敏感であることが多く、仕事の面では能力を超えた高い目標を設定する傾向にある人⇒会社にとって頼りになる人ほどうつ病になりやすい!!
そのため、うつ病になった従業員が自殺してしまったら、自殺に対しても会社は責任を問われる恐れがあります。
うつ状態がひどい時には、自殺することはあまりありません。うつ病の人が自殺するのは、一見すると症状が和らいだとみられる回復期に当たります。そのため、うつ病の従業員に対しては、うつ病にかかった後のケア、特に休職後の復職についても適切に対応する必要があります。
メンタルヘルス対策には4つのポイントがあります。
労働者自身がストレスに気づき対処することEx)労働者に対するストレスに関する教育研修の実施 腹式呼吸やストレッチなど、リラックスによるストレス軽減方法の指導
管理監督者が職場の具体的なストレス要因を把握し、改善することEx)労働者に対するストレスに関する教育研修の実施(他の労働者からの通報も期待できる)、ストレスチェック
産業医などの産業保健スタッフが、セルフケア、ライフによるケアの実施を支援するとともに、教育研修の企画・実施・情報の収集・提供を行うこと
メンタルヘルスケアに関する専門機関を活用すること
また、メンタルヘルスケアには段階があり、それぞれの段階に応じたメンタルヘルス対策を講じていかなければなりません。
メンタルヘルス不調の予防には最も効果的半年から1年に1回は研修回を開催するのが理想
定期的なアンケートや従業員との面談等労働時間管理
ストレスチェックや他従業員からの申告
休職をどの段階で命じるか、というのも難しいが、休職後の復職のタイミングも非常に難しい
弊所では、メンタルヘルス対策のうち、メンタルヘルス不調の予防に力を入れております。 メンタルヘルスケアは4つのポイントうち、セルフケアが最も重要です。 これは、うつ病の人は外部から分かりづらい、人に相談できない、自分でも気づかないうちにストレスのピークを越えてしまう、という特徴があるからです。 では、最も効果的なセルフケアとは何か。 それは従業員に対する教育です。 弊所では、うつ病の特徴を踏まえたセルフケアの研修を実施しております。 また、うつ病を発症させる事業場内の要因として、パワハラ、セクハラ等のハラスメントがあげられます。 弊所では、パワハラ、セクハラ研修も併せて実施することで、従業員にうつ病を発症させない職場環境づくりに力を入れております。 また、その他にも就業規則の添削を通じて、適切な休職規定を設けること、職場復帰時にトラブルが起きないように、職場復帰支援の体制構築、回復しない従業員との雇用契約を終了させる、といった体制構築も行います。 メンタルヘルスケアを通じたトータルの体制構築には自信があります。